機械化が進むなか、伝統あるそうめん作りの技法で製造しています。
こびきの手作業(2回)・門干しの手作業では無理に麺を延ばさず、熟成を待ちながら1本1本丁寧に引き延ばします。こうして品質の高い手延べ麺として、高い評価を得ています。
(こびき作業機・門干し機は使用していません)
ドウ(麺体)の加重で均等に圧延する。麺圧延機を傾けて太い棒状の麺体を取り出す。
圧延機より取り出した太い麺体を径を小さくしたロールに1本麺引き延ばしつつ麺紐を絞めていく。
1本の麺を複合(3本合せ)する。ロールを通し引き延ばしつつ、麺紐を絞めていく。
3本合せの麺をロール通した後少し食用植物油を塗る。
3本合せ~ロールを通った後の麺線を
細いロールに引き延しつつ、麺紐を絞めて麺線を強くする。
熟成後、撚りながら直径約10cmに延す。
この作業の時にハケで植物油を塗る。
昨晩からステン桶で熟成させてた麺を掛巻機で
2本の管に8の字に掛ける。
掛け巻し、室(ネビツ)の中で
熟成した麺を先引き。
後引き2回(30cm位・70~90cm)で熟成させながら引く。
はた・ハシで上下から分け、
麺線をさばきながら麺を付け
ばたに付ける。
付けばたに付けた麺を
200cm~230cmまで上ヌキを上げ伸ばす。
(付けた麺を上からハシでさばく)
乾燥した麺を切り板の
上に取り19cmの長さに
切り揃える。
19cmに切り揃えた麺を手で板の上で
短麺やゆがみの麺を取り除き選別する。
1束50gに結束機で結束して
1箱(50g×360束)の木箱に入れて保管する。
(倉庫に入れて販売時期になるまで保管する)