淡路そうめんとは
淡路そうめんの雑学
おのころ糸の由来
- 日本神話でお馴染みのおのころ島にちなんでつけた名で、いざなぎのみこと・いざなみのみこと二神のロマンスの島として有名です。
- このおのころ島とは、現在のどの地にあたるか、諸説あるところで、全く推測にすぎないが、岩屋の絵島、由良の友が島、鳴門の飛島、沼島、或いは先山や、榎列のおのころ神社のあたり、または島外という説もある。
- 麺の太さは0.40mm~0.50mmで50g(1把)あたり約750本のそうめんがはいってます。
御陵糸の由来
- 淡路そうめんの製品で最もよく知られている代表銘柄である。
- 御陵とは、淳仁天皇の御陵のことである。 賀集御陵は、明治3年正式に認定されました。 天平宝字8年(764年)藤原仲麻呂と関係が深かったことを理由に廃位を宣告され親王の待遇をもって淡路国に配流され、後に野辺の宮に幽閉中脱走しましたが、国司佐伯宿弥助に捕らえられ、院内にて、崩御されました。
- 1貫(3.75kg)の小麦粉を、福良~御陵までの距離に延ばした麺が、御陵糸の麺線(太さ)とも言われた説があります。
- 麺の太さは0.70mm~0.80mmで50g(1把)あたり約450本のそうめんがはいってます。
淡じ糸の由来
- 名前の通り淡路島からで、神話と伝説に富み、豊かな文化に恵まれ、温暖な気候で産物が多く、古来から御食国である。
- 北東から南西へかけて細長く伸びた形が特徴的であり、本州4島を除けば日本で7番目に大きい。数字で言うと約592.26km²ほどで、シンガポールや琵琶湖よりちょっと小さい
- 麺の太さは1.2mm~1.3mmで50g(1把)あたり約250本のそうめんがはいってます。
ひやむぎ
- 食べたときに自然な口当たりのどごしと食べごたえのあるコシの強さがある自慢のひやむぎです。
- 麺の太さは1.6mm~1.8mmで長さは24cmあり1袋に200gのひやむぎがはいってます。
潮風うどん
- 気候にめぐまれた淡路島で、おいしいうどんを目指し、手延べの技法で製造しました。 さらにランクの高い小麦粉を使い、「のどごし」「こし」「風味」を追求した自慢のうどんです。
- 麺の太さは1.7mm~1.9mmで長さは24cmあり1袋に200gのうどんがはいってます。
淡路島ぬーどる
- 島を感じる、 潮と大地の味
- 淡路島は四季折々の食材が揃う”うまいもんの島” そんな食材たちと伝統の手延べ麺がコラボレーション!
- 現在、手延製麺業者17軒ある9軒で製造しています。
- 2011年に、淡路島牛丼・淡路島バーガーと共に、姫路食博に出展しました。
- 麺の太さは2.0mmで長さ38cm(そうめんの2倍)あり、1袋に300gのぬーどるがはいってます。
ちどり絲
- 伝統ある淡路手延素麺作りの原点に立ち返り、復刻されたもので、多くの方々に当時の洗練された技術から生み出された味わいを再度堪能していただければとの強い思いから、復刻されたものである
- 淡路手延素麺協同組合で最初につくられた銘柄でありましたが、約70年前に消滅してしまいました。淡路島手延べそうめんの伝統製法と、麺の「コシ」「のどごし」「味わい」の3つの最高品質を目指し、多くの試行錯誤を重ね、復刻されたものです。
- 麺の太さは1.5mmで50g(1把)あたり約120~150本のそうめんがはいっています。
明治41年に三原郡素麺同業組合が結成された6銘柄
- 先岳糸
- おのころ糸
- 御陵糸
- 浮橋糸
- 淡路糸
- 千鳥糸
淡路手延素麺協同組合
- 設立 : 昭和27年
- 組合員 : 17名(平成22年)
- 所在地 : 兵庫県南あわじ市福良乙1573-3
- 電話 : 0799-52-0701
- 理事長 : 森崎 英毅